札幌でスープカレーを食べるなら、野菜をたっぷり摂れる一皿を選びたい。そう考えて店を探すと、意外に迷うものです。チキンや豚肉が主役のメニューは多くても、野菜そのものを味わい尽くせる店となると数が絞られます。


結論からお伝えすると、狸小路にある「soup curry SOUL STORE」の季節の旬菜カリーは、野菜好きなら一度は体験してほしい一皿でした。理由は、色とりどりの旬野菜が約20種類も入り、それぞれの持ち味がきちんと立っているからです。肉が入っていないと聞くと不安になるかもしれません。ところが実際に食べてみると、物足りなさを感じる場面は一度もありませんでした。この記事では実食した感想と、メニュー全11種の価格、店内の様子をまとめています。
- 狸小路からソウルストアまでの行き方
- 季節の旬菜カリーの実食レビュー
- カリー全11種の価格と限定メニュー
- スープと辛さの選び方
- 混雑しやすい時間帯の目安
狸小路のソウルストア

まず押さえておきたいのが場所です。というのも、この店はビルの2階にあり、通りから看板が見えにくいからです。住所は札幌市中央区南3条西7丁目3-2、F-DRESS7 BLDの2階。狸小路のエリアにあたり、すすきの駅からは歩いて8分ほどの距離です。地図を頼りにビルまでたどり着いたら、階段で2階へ上がってください。初めてだと少し戸惑うかもしれませんが、迷うほど複雑な道のりではありません。
すすきの駅から徒歩8分
最寄りはすすきの駅で、歩いて8分ほどかかります。狸小路のアーケードを西へ進むルートなら、雨や雪の日でも濡れにくいでしょう。札幌の冬を考えると、この点は地味に助かります。
ビル2階の木製の扉
2階に上がると、共用の廊下に木製の扉が現れます。すりガラスに「soup curry SOUL STORE」のロゴが入っているので、これが目印です。隠れ家のような雰囲気がありました。
- 住所は中央区南3条西7丁目3-2の2階
- すすきの駅から徒歩8分
- 目印はロゴ入りの木製扉
季節の旬菜カリーの実食レポ

今回注文したのは季節の旬菜カリー1,650円です。運ばれてきた器を見て、まず驚かされました。野菜の種類が、数えきれないほど入っているのです。メニューには「色とりどりの旬野菜が日替わりで約20種類」と書かれていましたが、誇張ではありませんでした。ライスは別皿で供され、スープの表面からは長く突き出たゴボウバーが存在感を放っています。見た目の華やかさだけで、注文して良かったと思える一皿でした。
確認できただけで十数種類の野菜
器の中をざっと見ただけでも、長芋、ミニトマト、舞茸、ズッキーニ、パプリカ、じゃがいも、かいわれ、にんじん、大根などが確認できました。ほかのスープカレー店ではあまり見かけない野菜も混ざっており、選び方に個性を感じます。どれも鮮度が良く、火の入り方もそれぞれの食感に合わせてありました。北海道の恵みを一皿で味わっている、そんな感覚になります。
魚介出汁が香るクリーミーなスープ
スープはクリーミーなタイプで、口に含むと魚介の出汁がふわりと香ります。とろりとした舌触りの奥に、しっかりとしたスパイスと旨みの層があるのです。野菜が主役の一皿でありながら味が平坦にならないのは、この出汁の力が大きいのでしょう。飲み進めるほどに深みが増していく印象を受けました。
絶品だった特製ゴボウバー
そして特筆すべきが、スープから突き出た特製ゴボウバーです。衣は香ばしく、中はほろほろと崩れます。食感はごぼうというよりカボチャに近いという、不思議な仕上がりでした。スープに浸して食べると相性は抜群で、これ目当てに再訪してもいいと思えるほど。野菜がこれほど主役を張れるのかと、素直に感心しました。
- 旬野菜が約20種類の豪華な一皿
- 魚介出汁の香るクリーミーなスープ
- 香ばしくほろほろのゴボウバー
- 肉なしでも満足感は十分
- ライスは別皿で提供
ソウルストアのメニューと価格

ソウルストアのカリーは全部で11種類あります。定番から個性派まで幅広く、曜日限定や数量限定のメニューも用意されている点が特徴です。価格帯はおおむね1,000円台で、内容を考えれば納得感があります。注文の際はカリー本体に加えて、スープの種類と辛さ、ライスの量を選ぶ形式でした。以下は取材時にメニュー表で確認した内容です。
定番のカリー
基本となるのがチキンカリー1,400円です。人気ナンバーワンと掲げられていたのは、チキンと野菜のカリー1,600円でした。今回いただいた季節の旬菜カリーは1,650円、ゴロゴロラムと季節野菜のカリーは1,850円となっています。紅茶豚と大きいなめこのカリー1,600円という変わり種も並んでいました。
限定メニューという楽しみ
限定メニューの存在も見逃せません。鶏団子とパリパリ揚げゴボウのカリー1,500円は1日5食限定、丸ごとソーキとこだわり木の子めカリー1,700円は火・木・土曜日限定でした。道産牛のネギ塩煮込みとまいたけ天のカリー1,750円は月・水・金・日曜日限定。訪れる曜日によって選べる顔ぶれが変わるわけです。平日ランチ限定のガリチキ1,050円もあり、お得に楽しみたい方には狙い目でしょう。
辛さは番号で選ぶ方式
辛さは番号で指定する方式になっていました。今回は4番の「わりと辛口」を選択しています。ここで注意したいのが、4番を選ぶと追加で100円かかるという点です。結果として会計は1,750円になりました。スパイスの刺激はしっかり感じられ、辛いものが好きな方にはたまらない塩梅です。辛さが得意でない方は、番号を下げて調整するとよいでしょう。
- ガリチキ 1,050円(平日ランチ限定)
- チキンカリー 1,400円
- チキンと野菜のカリー 1,600円
- 季節の旬菜カリー 1,650円
- ゴロゴロラムと季節野菜のカリー 1,850円
メニューには「仕入れ状況により野菜が変更になる場合がございます」との但し書きもありました。旬菜カリーの内容は時期によって変わると考えておきましょう。
カフェのような店内

店内の印象を一言で表すなら、スープカレー店というよりバーやカフェに近い印象でした。理由は内装にあります。落ち着いた色味の照明、革張りのベンチシート、木のテーブル、壁に飾られたアート。いわゆる専門店然とした賑やかさはなく、静かに料理と向き合える空気が流れています。席数はカウンター5席と4名掛けテーブル×5席で、合計9席ほど。ひとりでも、友人や家族とでも過ごしやすい構成です。
平日19時台は満席
訪問したのは平日の19時頃でしたが、店内は満席でした。10分ほど待って案内された形です。ディナータイムは混み合うと考えておくべきでしょう。時間に余裕がない日は、ピークを外した時間帯を選ぶのが賢明です。
落ち着いて味わえる雰囲気
満席であっても、騒がしさは感じませんでした。内装のトーンが落ち着いているぶん、会話の声も自然と抑えめになるのかもしれません。料理をじっくり味わいたい方には、ありがたい環境だと思います。
- 席はカウンター5席と4名掛けテーブル×5席
- 平日19時台は満席で10分待ち
- 辛さ4番以上は追加料金
まとめ|野菜を味わう一皿
soup curry SOUL STOREの季節の旬菜カリーは、野菜そのものを主役に据えた贅沢な一皿でした。約20種類の旬野菜、魚介出汁の効いたクリーミーなスープ、そして香ばしいゴボウバー。肉が入っていないことへの不安は、最初のひと口で消えてしまいます。むしろ肉がないからこそ、ひとつひとつの野菜をじっくり味わえたと感じました。
- 狸小路のビル2階にある隠れ家的な店
- 季節の旬菜カリーは1,650円
- 旬野菜が約20種類の豪華な構成
- ゴボウバーは香ばしくほろほろ
- 平日夜は混雑するため時間に余裕を
札幌でスープカレーを食べる機会があれば、野菜が主役の一皿という選択肢もぜひ思い出してください。肉料理とは違う満足感が、そこにはあります。狸小路まで足を運ぶ価値のある一軒でした。
当ブログでは札幌のカレーを実際に食べ歩いて記録しています。スープカレーもルウカレーも、足を運んだ店だけを紹介する方針です。ほかの店舗のレビューもあわせてご覧ください。



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