【札幌スパイスラーメン】寅乃虎は味噌×スープカレーの新ジャンル

寅乃虎のスパイスらーめんこってり1000円。味噌ベースの茶褐色のスープに炙りチャーシューと味玉が入る カレー雑記

札幌といえば味噌ラーメン、そしてスープカレー。どちらも街を代表する味ですが、その二つが一杯の丼の中で出会ったら、どうなるのでしょうか。そんな問いに答えてくれる店が、北12条にあります。

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スパイスラーメンって、カレーラーメンとは違うんですか。
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筆者
違います。土台はあくまで札幌の味噌ラーメンなんです。

結論からお伝えすると、寅乃虎のスパイスらーめんは一度は食べてみる価値のある一杯でした。理由は、味噌ラーメンの輪郭を保ったまま、スパイスの香りと刺激が重なっているからです。カレーラーメンのような置き換えではなく、あくまで足し算。店側も「札幌ラーメン×スープカレー=スパイスラーメン」と掲げています。この記事では実際に食べた感想に加え、メニューと価格、営業時間や支払い方法までまとめました。情報はすべて2026年9月23日の訪問時点のものです。

この記事でわかること
  • 北12条駅から寅乃虎までの行き方
  • スパイスらーめんこってりの実食レビュー
  • メニュー全種類の価格と辛さの選び方
  • 営業時間と定休日
  • 支払い方法と駐車場の有無

北12条駅から徒歩5分の寅乃虎

寅乃虎の外観。ガラス張りの入口に営業時間と水曜定休の掲示がある夜の店先

まずは場所から押さえておきましょう。というのも、アクセスの良さがこの店の強みのひとつだからです。住所は札幌市北区北十一条西1-1-15、EJI BLDの1階。地下鉄南北線の北12条駅から歩いて5分ほどの距離にあります。札幌駅からも遠くないため、観光の合間に立ち寄ることもできるでしょう。ラーメン店というと繁華街の路地裏を想像しがちですが、この店はまったく違う佇まいをしていました。

ガラス張りのモダンな店構え

外観は黒いサッシとガラスで構成された、すっきりとした造りです。建物の1階にあり、通りから店内の明るさがそのまま見えます。ガラス面には営業時間と定休日が大きく記されているため、店の前に立てば開いているかどうかが一目で分かる点もありがたいところでした。

一枚板の重厚な店名看板

店内に掲げられた寅乃虎の木製看板。一枚板に立体的な文字が彫られている

入店して目を引いたのが、壁に掲げられた店名の看板です。厚みのある一枚板に「寅乃虎」の三文字が立体的に彫り込まれています。外観の現代的な雰囲気とは対照的で、この一枚だけが強い存在感を放っていました。清潔で明るい空間の中に、こうした重みのある要素が置かれている。その対比が印象に残ります。

駐車場は5台分

車で訪れる方にも朗報があります。駐車場が5台分用意されていました。札幌市内のラーメン店では駐車場のない店も珍しくないため、これは大きな利点でしょう。ただし台数は限られていますので、混み合う時間帯は満車の可能性も考えておくと安心です。

アクセスのまとめ
  • 住所は北区北十一条西1-1-15の1階
  • 地下鉄北12条駅から徒歩5分
  • ガラス張りの明るい店構え
  • 駐車場5台分あり

スパイスらーめんの実食レポ

寅乃虎のスパイスらーめんこってり。炙りチャーシューと味玉、キクラゲとメンマがのった味噌ベースの一杯

注文したのはスパイスらーめんのこってり、1,000円です。辛さは特辛を選びました。丼が置かれた瞬間、まず香りが立ちのぼります。味噌の甘い香りと、スパイスの鋭い香りが同時に届くのです。この時点で、普通の味噌ラーメンとは違うものが来たと分かりました。具材はチャーシュー、味玉、キクラゲ、メンマ、ネギ。決して多くはありませんが、一杯としての完成度は高いものでした。

味噌とスパイスの芳醇な香り

スープを一口含むと、最初に来るのは味噌のコクです。札幌の味噌ラーメンらしい、しっかりとした濃度があります。そこへ遅れてスパイスの香りが広がり、鼻へ抜けていくのです。順番としては味噌が先、スパイスが後。この構成のおかげで、カレーに置き換わってしまった感じがありません。あくまで味噌ラーメンの上にスパイスが重なっているという印象を受けました。

もっちりしたちぢれ麺

黒いトレーに乗った寅乃虎のスパイスらーめんと水のグラス。箸袋には札幌寅乃虎の文字

そして最も印象に残ったのが麺でした。ちぢれ麺がスープをしっかりと抱え込み、持ち上げるたびに濃いスープが一緒に上がってきます。食感はもっちりとしていて、噛んだときの弾力が心地よい。スープが主役になりがちなスパイス系の一杯で、麺がこれほど存在感を示したのは意外でした。この麺だけでも再訪する理由になると感じたほどです。

表面がカリカリのチャーシュー

チャーシューは表面が炙られており、香ばしさが加わっていました。外側はカリカリ、内側はやわらかいという食感の対比が楽しめます。スパイスの効いたスープの中でも埋もれず、しっかりと自分の味を主張していました。味玉は最初から入っており、追加料金は必要ありません。

スパイスらーめんの印象
  • 味噌が先でスパイスが後から届く香り
  • スープを抱え込むもっちりちぢれ麺
  • 表面を炙った香ばしいチャーシュー
  • 味玉は最初から付属
  • 具材はシンプルで麺とスープが主役

なお、この店は食べログの「ラーメン百名店 2024」に選出されています。券売機の上にステッカーが貼られていました。第三者の評価も得ている一杯だと考えてよいでしょう。

寅乃虎のメニューと価格

寅乃虎の券売機。スパイスらーめん1000円など全メニューと価格が並ぶ

注文は入口の券売機で行います。先に食券を買ってから席に着く方式です。ここで知っておきたいのが、らーめんはすべて1,000円という分かりやすい価格設定になっている点でしょう。どれを選んでも金額が変わらないため、値段ではなく好みで選べます。以下は取材時に券売機で確認した内容です。

らーめんは5種類で各1000円

看板メニューのスパイスらーめんには、こってりとあっさりの2種類があります。どちらも1,000円。ほかに白醤油らーめん、味噌らーめん、塩らーめんが並び、いずれも同じ1,000円でした。麺類では寅つけ麺1,100円もあります。スパイス系が苦手な方でも選択肢がある構成になっているわけです。

辛さは4段階から選べる

辛さはノーマル、中辛、特辛、超特辛の4段階です。ここが親切なところで、特辛までは追加料金なしで選べます。超特辛のみ50円の追加となる仕組みでした。今回は特辛を選びましたが、しっかりとした刺激があり、辛いものが好きな方には満足できる水準だと思います。店員さんが辛さについて丁寧に説明してくださったのも助かりました。

お土産らーめんも販売

寅乃虎のお土産らーめん700円。札幌ラーメンとスープカレーでスパイスラーメンと書かれたパッケージ

券売機の横には、持ち帰り用のお土産らーめんが置かれていました。価格は700円です。パッケージにも「札幌ラーメン×スープカレー=スパイスラーメン」と記されており、店のコンセプトがそのまま形になっています。旅行のお土産としても選びやすいでしょう。トッピングはチャーシュー増量100円、麺大盛100円、玉子100円、長ネギ100円。ライスは100円で、大盛は150円でした。

取材時に確認した主な価格
  • スパイスらーめん 1,000円
  • 白醤油・味噌・塩らーめん 各1,000円
  • 寅つけ麺 1,100円
  • 超特辛 追加50円
  • お土産らーめん 700円

ランチタイムの11時から15時までは、サービスライスが無料で付きます。券売機のボタンは押さず、店員さんに申し出る方式でした。価格やメニュー構成は変更される場合がありますので、訪問前に最新情報をご確認ください。

営業時間と店内の様子

寅乃虎の店内。明るい木のカウンターと焦げ茶の丸椅子が並ぶ

訪問前に確認しておきたいのが営業時間です。というのも、曜日によって営業のしかたが変わるからです。月曜、木曜、金曜、土曜、日曜、祝日は11時から15時と、17時から20時の二部制。火曜日はランチのみの営業で、水曜日は定休日となっています。夜に訪れるつもりで火曜日に足を運ぶと空振りになりますので、注意が必要でしょう。

火曜はランチのみで水曜定休

この営業形態は外観のガラス面にも掲示されています。夜の営業は20時までと早めですので、遅い時間の食事には向きません。ラストオーダーの時刻については、今回確認できていません。閉店間際を狙う場合は、余裕を持った時間に訪れるほうが確実です。

カウンター22席のみの構成

店内はカウンター22席のみという構成です。明るい色の木材を使ったカウンターに、焦げ茶色の丸椅子が並びます。テーブル席はありませんが、席数そのものは多いため、ひとりでもグループでも利用しやすいでしょう。訪れたのは平日の19時頃でしたが、待ち時間はありませんでした。清潔感のある新しい印象の空間です。

支払いは現金のみ

注意したいのが支払い方法です。券売機は現金専用で、キャッシュレス決済には対応していませんでした。硬貨は500円、100円、50円、10円に対応し、紙幣は1,000円と2,000円が使えます。新500円硬貨と新紙幣にも対応済みとの掲示がありました。予約は受け付けていないため、直接訪れる形になります。

訪問前に知っておきたいこと
  • 火曜はランチのみで水曜定休
  • 夜の営業は20時まで
  • 席はカウンター22席のみ
  • 支払いは現金のみで予約不可

まとめ|札幌のスパイスラーメン

寅乃虎のスパイスらーめんは、札幌の味噌ラーメンとスープカレーという二つの看板を、無理なくひとつにまとめた一杯でした。味噌のコクが土台にあり、その上でスパイスが香る。もっちりとしたちぢれ麺が、その濃いスープをしっかりと運んできます。珍しさだけの店ではなく、一杯としての完成度が高いと感じました。

この記事の振り返り
  • 北12条駅から徒歩5分で駐車場も5台
  • スパイスらーめんは1,000円
  • 特辛までは追加料金なしで選択可能
  • 火曜はランチのみで水曜定休
  • 支払いは現金のみ

ひとつだけ正直に書いておくと、辛さの幅が広いぶん、選び方を誤ると印象が変わる店でもあります。辛いものが苦手な方はノーマルか中辛から始めるのが無難でしょう。逆に辛さに自信のある方は、追加料金なしの特辛まで一気に上げてみる価値があります。迷ったときは、店員さんに相談すれば丁寧に教えてくださいます。

札幌で「いつもと違うラーメンを食べたい」と思ったとき、この一杯を思い出してみてください。当ブログでは札幌のカレーとスパイス料理を実際に食べ歩いて記録しています。ほかの店舗のレビューもあわせてご覧ください。

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